会長挨拶

会 長  田中 守(福岡大学)

 昨年来続いている目に見えない敵、新型コロナウィルスも収束の兆しが見えたかと思いきや、また新たな変異株に先行きの不透明さが継続しています。それでもワクチン接種や治療薬の導入も徐々に進み、withコロナの中で世の中や経済が回り始めてきました。

 そのような中でも、日本ハンドボール学会第10回記念大会が開催できますことを心からお喜び申し上げます。記念大会とは、学会創設10年目の節目であること、しかも本学会の前身である「ハンドボールコーチング研究会」を創設(2003年)された平岡秀雄元副会長(東海大学元教授・本学会名誉会員)のもとで事務局を支えて来られた田村修治現副会長(東海大学)と栗山雅倫理事(東海大学)のご理解とご協力を得て東海大学で開催されることも大変嬉しく思います。また、開催に向けて準備を進めてくださっている船木浩斗理事(中京大学)を委員長とする学会大会委員の皆様、仲田好邦理事(名桜大学)を委員長とするセミナー実行委員の皆様には、大変感謝しております。

 今回の基調講演は、バレーボールの選手、指導者として多くの実績を残され、いまなお現役監督として活躍され、2021年度全日本インカレ優勝も成し遂げた東海大学体育学部の藤井壮浩教授に「ボールゲームにおける戦略構想構築の拡大に向けて~競技間連携からの学び~」をテーマにご登壇いただきます。またシンポジウムは、「ハンドボールの新たな戦略性を考える」をテーマに、国立スポーツ科学センター、日本スポーツ振興センター・ハイパフォーマンスセンター、株式会社ダートフィッシュジャパンの3社の代表者に、スポーツ情報戦略の側面からご登壇いただき、強化の現場で全日本女子チームを率いて来られた栗山雅倫氏にファシリテーターをしていただく、現場にとって大変興味深い内容となっています。さらに今回のコーチングセミナーは、例年と異なり2日目の学会大会後の午後に設定し、元全日本男子監督の酒巻清治氏に「Handball in Sports」をテーマにご登壇いただきます。ファシリテーターは、高校指導でインターハイ優勝の実績を持つ東海林祐子氏(慶應義塾大学大学)です。

 3年ぶりの対面で計画していますが、新型コロナウィルス感染状況によってはオンライン・ライブでも準備しています。本学会の目的である「ハンドボールに関する科学的研究及び会員相互の交流を促進し、ハンドボールの普及発展に寄与する知を創造すること」を目指し、現場で実践的指導やサポートに携わる多くの方々も交えた活発な議論ができる大会にしていただければ幸いです。 

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