シンポジウム①


オリンピック帯同報告:専門スタッフの視点から振り返るParis2024

【パネリスト】

  • 大西信三
    パリ2024オリンピック:ドクター担当
    所属:筑波大学附属病院
  • 島俊也
    パリ2024オリンピック:トレーナー担当
    所属:おかもと整形外科スポーツクリニック
  • 市村志朗
    パリ2024オリンピック:分析担当
    所属:東京理科大

概要

2024年パリオリンピックに帯同した専門スタッフ(医師・トレーナー・アナリスト)が、それぞれの視点から大会を振り返り、国際舞台におけるチームサポートの実際について共有します。オリンピックという最高峰の競技環境において、選手が最大限のパフォーマンスを発揮するためには、競技の準備だけでなく、適切なフィジカルコンディションの維持、怪我の予防と対応、データを活用した戦略的なサポートが不可欠です。本シンポジウムでは、そうしたサポート体制がどのように機能したのかを検討し、日本のハンドボールが今後さらに成長するための示唆を探ります。

また、五輪という特別な環境下でのサポート体制の特徴や、日常の競技現場との違い、そして世界基準のサポート体制と比較した際に見えてくる課題についても議論を深めます。オリンピック帯同者ならではの視点を通して、世界のトップレベルと競い合うために必要なサポートのあり方を考える機会となるでしょう。

本シンポジウムは、ハンドボールの指導者や研究者をはじめ、チームを支える立場の方々にとって、選手サポートの重要性を学び、日々の実践に活かせる知見を得る場となることを目指します。オリンピックの現場で得られた経験を共有し、今後の競技力向上に向けた議論を深める機会として、ぜひご参加ください。

シンポジウム②

ハイパフォーマンスのこれからの役割
~ハンドボールの次のステージを見据えて~

【パネリスト】

  • 久木留 毅
    • 独立行政法人日本スポーツ振興センター
    • ハイパフォーマンススポーツセンター長/国立スポーツ科学センター所長
  • 勝田 隆
    • 東海大学体育学部スポーツ·レジャーマネジメント学科 教授
    • 元ハイパフォーマンススポーツセンター長
  • トニー·ジローナ
    • 日本代表男子チーム監督

【コーディネーター/パネリスト】

  • 栗山 雅倫
    • 東海大学体育学部競技スポーツ学科 教授 同女子ハンドボール部監督
    • 元日本代表女子チーム 監督

概要

 東京オリンピック·パラリンピック、パリオリンピック·パラリンピックを経て、いよいよスポーツ界における変革の波も本格化してまいりました。

 この間、日本におけるハイパフォーマンスの発展は目覚ましいものがあり、多くの感動を引き起こし、あかるい兆しを灯し続けるかのように見える一方、目まぐるしい社会の変貌の中で、先行きの見通しに不安を抱かせる声も少なくありません。

 では果たして今後のハイパフォーマンスの可能性とは何か、ハイパフォーマンスの求められる機能とは何か、この問いに対するディスカッションは今まさに活発に行われるべきではないでしょうか。

そこで今回の機会においては、今後ますますクロースアップされてくるであろうハイパフォーマンスとライフパフォーマンスの関係性の深化について、ここまでの日本の各界におけるハイパフォーマス向上の背景を分析しながら、幅広くディスカッションを展開していきたいと考えております。また、ハンドボールという一競技が発展を遂げ、ハイパフォーマンスにおけるムーブメントがいかに競技全般を潤していけるのか、そしてハイパフォーマスの向上に向けた課題をいかに包括的に乗り越えていけるのかにわたって多角度的にディスカッションし、今後の可能性について皆さんと共有できればと考えております。

一競技団体だからこそ、今こそ広い視野を持ち、ハンドボールが日本のスポーツ文化の担い手として活躍できるあり方を深められれば幸いです。

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